人間を補助する知能システムで未来を創る
長尾研究室の主な研究テーマとしては、自然言語処理やロボット技術などを用いて人間を補助する知能システム、コンテンツへのメタデータを利用した検索や要約などの技術、 ミーティングなどの実世界活動を効率化する情報技術に関するものがあります。
仮想・拡張現実感プロジェクト
仮想・拡張現実感プロジェクトでは、VR (Virtual Reality)技術およびAR (Augmented Reality)技術を用いた研究を行っています。具体的には、ビルディングスケールVRという現実の屋内全域を仮想空間に変換し、日常環境を拡張して、さまざまな活動を行えるようにする技術について研究しています。例えば、現実の建物内で多様な災害状況を発生させて非常時の訓練を行うことができます。また、遠隔講義などの教育への応用についても研究しています。さらに、実世界のオブジェクトのテクスチャなどの情報を用いて、そのオブジェクトの発する音や触覚を状況に応じて自動生成する研究も行っています。
個人用知的移動体プロジェクト
このプロジェクトでは、バリアフリーを目指した都市生活環境における生活手段として、また、物理的対象と情報を密接に関連付けるためのプラットフォームとして、さらには、搭乗者である人間同士の社会的活動を支援することを目指し、個人用知的移動体とその環境を含めた基盤および応用技術の研究開発を行っています。
ディスカッションマイニングプロジェクト
ディスカッションマイニングプロジェクトは、音声や映像を含む意味構造化された議事録コンテンツを半自動的に作成し、知識発見に利用することを目的としています。
コンテンツアノテーションプロジェクト
マルチメディアを含むWebコンテンツに対するメタ情報(アノテーション)の作成支援システムとそれを使ったコンテンツの検索・要約・再利用に関する研究を行っています。
自然言語処理プロジェクト
自然言語処理プロジェクトでは、論文の執筆やゼミでの議論などの研究活動を、効果的に進めるための知的支援環境の実現を目指しています。具体的には、「論文執筆支援のための用例の検索・提示」「発言履歴を用いた参加者への適応的な情報提示」などをテーマに掲げています。
ビデオアノテーション
システム
視聴支援システム